ラグナロクオンライン内で起きるギルメンの日常や、恋(?)模様などなどを徒然に、期間限定で掲載しています。※時折BL要素が入りますので、ご容赦を。
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第三話
【グラストヘイム騎士団二階】
目の前に突如湧いた、ジョーカーに属性を乗せた武器を持ちかえ、ピアースを放つ、後方で鉄鎧の足音が聞こえれば、向きを変え、マグナムブレイク
支援にタゲを移さないように立ち回り、しかし遠距離攻撃は、死角からであったため。
「っつ……!」
アシェの肩口に矢が突き刺さる。
「アシェ!!」
彼の前に回り込み、ブランディッシュスピアで敵を凪ぎ払い、タゲを自分に移すも、即座にかけられたキリエとニュマにより、レイドリックアーチャーからの攻撃を免れ、大きく槍を持ちかえピアースを放てば、アスペルシオとレックスエーテルナが流れるように詠唱され、俺の槍の前に敵は倒れる、直後横湧きしたカリツをアシェがターンアンテッドで葬り。
ようやく、一息着いた。俺は、アシェの元に戻り傷を確認する。
詠唱途中で、無理矢理抜いたのか、傷口が抉れていた。
「馬鹿だな、何で先にヒールをしないんだよ」
アシェが魔法で自己回復を行うのを、妨げられないように、槍を構えたまま痛そうに言えば
肩を押さえたままで、ヒールを唱え
「だって、ゲインまで怪我したら嫌だったから…」
そんなことを言う。
「嬉しいけど、俺もアシェが傷つくのいやだぞ?」
苦笑い浮かべ、額をつつけばアシェは笑い
「僕達、両思いだね!」
と、ズレたことを言う。
アシェの相方宣言を貰って以来、俺とアシェは少しずつレベルを上げ、いまでは上級狩場と言われるグラストヘイムにも、立ち入れるようになっていた。
「とりあえず、大まかに治ったから、今日はもう帰ろうか?」
破れた法衣の隙間から、ふさがった傷をみて、安堵し。
「そうだな…」
俺が答えれば、アシェは転送の魔法を唱えワープポータプルを開いた、周囲に敵が居ないことを確認して、ソレに飛び乗り、アシェも又即座にポタにのり転送門は閉じる。
「じゃあ、また明日ね」
いつものように、清算をすませ、帰ろうとするアシェの腕を、何となく掴む
「っ…」
ヒールでは完全に完治しきれなかったようで、痛そうに眉寄せ
「ゲイン…?何?」
軽く首を傾げて、俺を見上げ、俺はというと、清算中から考えていたことを口にする。
「今夜、お前の家に晩飯作りに行ってやるよ」
青い目がこぼれたそうなほど、見開かれ、きょとんとした顔でアシェは聞き返す
「何で?」
「何でっていうか、不便だろ?お前、面倒だからって、手当てもせずに飯も食わずに寝るつもりだろ?」
そう、以前にもアシェが具合が悪くなったとき(その時は、酔っぱらいだったのだが)家に行ったら、こいつは見た目に反してモノグサで、部屋は散らかり放題、冷蔵庫は空っぽという、生活能力にかける生活をしていたのだ。
「え~?ゲインすごいね、買い出しも面倒臭いから、シャワーして寝るつもりだった」
あぁ…やっぱり…
「でも、今部屋汚いからなぁ、見られるの恥ずかしいなあ」
「お前の部屋の汚いのなんか、今更だろう」
初めの頃は、早く嫁さん貰ってかたずけて貰え、等と言っていたけど、今となっては他の奴に、こいつの部屋は上がらせたくないというか、アシェだって俺が作る飯が旨いって言ってくれるし…
天国の父さん、母さんゴメンなさい。
息子が好きになった人は、男子です………。
片思いだけどね………。
そんな懺悔を胸の中でしていると、アシェがとんでもない事を言い放つ。
「ゲインは僕の恋人みたいな、ものだから、まぁいいか!」
思わず、歩みを止めて、溜め息をついた。
人が、相方の位置でいようと、日々堪え忍んでいるのに、そういうことを言うのか、こいつは!
「俺たちの関係は、相方だろ?恋人だったら、そういうことをしなくちゃならんだろうが」
平静を装って言ったつもりだったが、アシェの次のセリフでポーカーフェイスは掻き消えた
「僕、…ゲインとだったらいいよ…」
アシェの顔が赤かったのは、夕日のせいだけではなかったと思う。
清算後の帰路が次の日から、同じになり、西門でゲインがアシェを待つことも、その日を境に無くなった。
代わりに、噴水横の民家から、ペコペコの背中に乗せられた眠そうなプリ
と、騎士が連れ立って出かける姿が毎朝見られるようになった
あの日まで……。
目の前に突如湧いた、ジョーカーに属性を乗せた武器を持ちかえ、ピアースを放つ、後方で鉄鎧の足音が聞こえれば、向きを変え、マグナムブレイク
支援にタゲを移さないように立ち回り、しかし遠距離攻撃は、死角からであったため。
「っつ……!」
アシェの肩口に矢が突き刺さる。
「アシェ!!」
彼の前に回り込み、ブランディッシュスピアで敵を凪ぎ払い、タゲを自分に移すも、即座にかけられたキリエとニュマにより、レイドリックアーチャーからの攻撃を免れ、大きく槍を持ちかえピアースを放てば、アスペルシオとレックスエーテルナが流れるように詠唱され、俺の槍の前に敵は倒れる、直後横湧きしたカリツをアシェがターンアンテッドで葬り。
ようやく、一息着いた。俺は、アシェの元に戻り傷を確認する。
詠唱途中で、無理矢理抜いたのか、傷口が抉れていた。
「馬鹿だな、何で先にヒールをしないんだよ」
アシェが魔法で自己回復を行うのを、妨げられないように、槍を構えたまま痛そうに言えば
肩を押さえたままで、ヒールを唱え
「だって、ゲインまで怪我したら嫌だったから…」
そんなことを言う。
「嬉しいけど、俺もアシェが傷つくのいやだぞ?」
苦笑い浮かべ、額をつつけばアシェは笑い
「僕達、両思いだね!」
と、ズレたことを言う。
アシェの相方宣言を貰って以来、俺とアシェは少しずつレベルを上げ、いまでは上級狩場と言われるグラストヘイムにも、立ち入れるようになっていた。
「とりあえず、大まかに治ったから、今日はもう帰ろうか?」
破れた法衣の隙間から、ふさがった傷をみて、安堵し。
「そうだな…」
俺が答えれば、アシェは転送の魔法を唱えワープポータプルを開いた、周囲に敵が居ないことを確認して、ソレに飛び乗り、アシェも又即座にポタにのり転送門は閉じる。
「じゃあ、また明日ね」
いつものように、清算をすませ、帰ろうとするアシェの腕を、何となく掴む
「っ…」
ヒールでは完全に完治しきれなかったようで、痛そうに眉寄せ
「ゲイン…?何?」
軽く首を傾げて、俺を見上げ、俺はというと、清算中から考えていたことを口にする。
「今夜、お前の家に晩飯作りに行ってやるよ」
青い目がこぼれたそうなほど、見開かれ、きょとんとした顔でアシェは聞き返す
「何で?」
「何でっていうか、不便だろ?お前、面倒だからって、手当てもせずに飯も食わずに寝るつもりだろ?」
そう、以前にもアシェが具合が悪くなったとき(その時は、酔っぱらいだったのだが)家に行ったら、こいつは見た目に反してモノグサで、部屋は散らかり放題、冷蔵庫は空っぽという、生活能力にかける生活をしていたのだ。
「え~?ゲインすごいね、買い出しも面倒臭いから、シャワーして寝るつもりだった」
あぁ…やっぱり…
「でも、今部屋汚いからなぁ、見られるの恥ずかしいなあ」
「お前の部屋の汚いのなんか、今更だろう」
初めの頃は、早く嫁さん貰ってかたずけて貰え、等と言っていたけど、今となっては他の奴に、こいつの部屋は上がらせたくないというか、アシェだって俺が作る飯が旨いって言ってくれるし…
天国の父さん、母さんゴメンなさい。
息子が好きになった人は、男子です………。
片思いだけどね………。
そんな懺悔を胸の中でしていると、アシェがとんでもない事を言い放つ。
「ゲインは僕の恋人みたいな、ものだから、まぁいいか!」
思わず、歩みを止めて、溜め息をついた。
人が、相方の位置でいようと、日々堪え忍んでいるのに、そういうことを言うのか、こいつは!
「俺たちの関係は、相方だろ?恋人だったら、そういうことをしなくちゃならんだろうが」
平静を装って言ったつもりだったが、アシェの次のセリフでポーカーフェイスは掻き消えた
「僕、…ゲインとだったらいいよ…」
アシェの顔が赤かったのは、夕日のせいだけではなかったと思う。
清算後の帰路が次の日から、同じになり、西門でゲインがアシェを待つことも、その日を境に無くなった。
代わりに、噴水横の民家から、ペコペコの背中に乗せられた眠そうなプリ
と、騎士が連れ立って出かける姿が毎朝見られるようになった
あの日まで……。
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